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人海戦術でゴー。 

久しぶりにボドゲの紹介。
本当に久しぶりなので、地味にセットアップから紹介してみたり。
ダラーっとした感じの長文ゴー。
ちなみにルール和訳としてもご利用いただけます


”「エミールと探偵たち(Emil und Die Detektive)」”


っていう同タイトルの児童向け冒険小説を元に作られたボドゲ。
結構古い作品で、かつ有名らしいですよ。何度か映画化されてるほどに。
でも私は全く知らず。無念
どんな話か知りたい人はコチラ。映画版の話ですが詳しいです。


ということで、本作。
実は2003年発。なのに話題になっていないのはなぜなのか。
版権あるブツだからでしょうか。
わりかし味わい深いボドゲだというのに。もったいない。



箱絵。



箱絵


本の表紙と同じです。そりゃね。原作モノですからね。
柱影に隠れているのが、我らがエミール&探偵たち。
視線の先にいるのが怪しい山高帽の男。
エミールからお金を盗んだスリなんですがね。
コイツを皆で尾行して、追い詰めて、お手柄! みたいな流れ。


シール貼ります。ええ、地味に。


箱開けての第一の作業はシール張り。
大量にある柱的なソレの頭に赤いシールを貼ります。
箱絵にあった柱、これを忠実に再現ですよ。さすが原作モノ。
なんてこったー
そしてシール張りは慎重に。
上から見て見分けがつくとゲームにならんのです。困ったことに。
んでシール左上に一枚だけある「顔」。
これ、犯人です



そして慎重かつ地味作業完了。
すると、こうなります。



シール貼り完了!


こんな風に上からみても見分けがつかない体
そのうち1本だけ顔のシール。
これ、裏返すと他の柱と同じように赤シールが張ってます。
「全部赤いアタマの柱、1本だけ裏に顔入り」
ちょっと想像つきましたかね
いやしかし、その想像を絶する光景を後ほどフォーユー。



タイール!タイール?


これ、ボード上に散りばめられるタイル。
っていうか、壁。そう壁。
つか、風景? そう、「張りぼての風景」ですよ。ええ。
これも地味にタイル抜きしないといけません。
なにせ裏表ともに大切。
勢いついてビリーッとかなるとゲンナリですからねえ。

タイル抜きの現場でわりによくある光景ですが。

ちなみにこのタイル、全部イラストが違います
ゲーム的にとても大切。


ちうことで次はボード。
早くゲームの話しろって感じですな
が、もうしばらくお付き合いください。すみませぬ

開けました、穴。


手前が公園。一番奥がまだ片鱗もないですが、駅になる予定地。
真ん中へんが、追跡の舞台となる市街地部分です。
丸い穴と微妙なスリットはもちろん手作業で地味に開けた末。
これまた勢いつくとバッドエンドなので要注意ですよ。


で。


このボードの上にさきほどの「柱」と「風景タイル」をなんやらかんやらと、これまた地味に設置するとようやく準備が完了。
ようやくゲームの全貌が明らかに。




セットアップ完了時。




エミールと探偵たち


結構壮観。
手前にいる赤青黄の駒が噂の「エミールと探偵たち」
一番奥にはたしかに駅が建築されてますな。

犯人は駅から手前の公園に向かって歩いてきます。
ゲームは、
「犯人が少年探偵たちに捕まることなく公園まで逃げ切るか」、
「それまでに少年探偵たちが犯人を捕まえることができるか」、
の勝負。

犯人VS少年探偵の構図なので、1対多のゲームです
イメージとしては名作スコットランドヤードを思い出していただきたい次第




ということで視点を変えて犯人側から。




犯人ヴィジョン


犯人と探偵たちはボードに対しての座り位置が違います。
で、犯人側から見るとタイルに描かれた風景はモノトーンになりましてね。
描かれた人物だけが浮かび上がるんですよ
判別性を高めるための工夫なんですが、犯人プレイヤーとしても
「あー、犯人やってんだなあ」ってな気分で結構高揚。
描かれた人物は全部で4種、「男、女、子供、犬」。
組み合わせはタイルによって異なります。
もちろんイラスト違いで同じ組み合わせはありますけどね。


移動はダイス。
まずは犯人が探偵よりもちょっと足の速い犯人専用ダイスを振りまして。
出た目の数だけ動くと。
そこでさっきの「犯人の顔入り柱」を思い出してください。
犯人の移動は全て隠密裏。柱の交換によって移動していきます。
駅を出発したら、自駒となる柱を移動先の柱と交換しながら街に紛れていくわけですよ。
上から見たら全部赤い柱。犯人の顔は下に。
なんかいい感じです


もちろん、一連の柱交換を探偵が見届けていてはゲームにならないので、
ダイス振りを見届けたあと、探偵たちはこういうアイマスクをします。



目隠しもあるでよ。


もちろん3つ付いてますよ。最大4人ゲーですからね。
でもさすがに付けはずしが面倒だったので、結局は顔を伏せつつ遊ぶことに。


そんなこんなで、探偵が見てないうちに柱交換して移動すると。


犯人の移動には制限があります。
まず、風景な壁を越えることは出来ないです。常に斜め移動。
ブラフとして、前進だけではなくバックも出来ます。
そして探偵がいる柱を通り抜けたり立ち止まることはできません。
探偵はルートを封殺可能ってことですな。

そして。

犯人は移動後に「今、何が見えているか」を探偵に言う義務があるんですよ。
犯人から見て自分がいる柱の手前のタイル。
2種描かれた人物(?)のうち、どちらか1種を宣言します。
これは犯人の任意選択。如何にミスリードを繰り出すかがカギ。
探偵側は犯人の宣言とダイス目の数から移動先を推測しつつ絞り込んでいくんですなー。

あ、そうそう。
探偵も移動はダイスです。犯人より足が遅いダイス。
移動の方法は基本的には犯人に準じます。
移動して、立ち止まったところの柱を持ち上げて、犯人がいるか確かめることができると。
この「立ち止まったところ」ってのが大切で、迂闊にも犯人を通り過ぎてしまうことがあるという。
難しいところですなー。


なにせ見た目がすごいゲームです
が。見た目だけに終わらないのがステキ。わりに遊べます。
でも四人で遊ぶと探偵が三人いるのでちょっと犯人が厳しい感じ。
ルート封殺が結構苦しいです。
感じ的には三人プレイがよさげですね。もしくはいっそ二人プレイ。その場合も探偵プレイヤーは駒二個持ちになるので三人プレイと条件一緒。ボードの構造からしても、対面型な対戦ゲーの装いなので、二人ゲーと割り切ってみてもいいかもです。
ダイス移動なので、ここぞという時に出目に裏切られるとつらいですが、それがまた「少年探偵の限界かッ!」みたいな風情で結構よかったりします。地団駄踏んでみたりして。
風景タイルは遊ぶたびに位置が変わるので、「いろんな街で対戦できます」ってマニュアルに書いてました。まあ、そういうことにしておきましょう。

スコットランドヤードっぽい感じなのかな、とルールを読んだ時は思いましたが、遊んでみたらとても異質。
街に紛れていく犯人の表現の仕方は秀逸です。雰囲気ですぎ。その分、コンポーネントが大仰なことになってしまいましたが、その価値はあると思います。
素直に楽しいですね、こういうのは。

ただまあ難を言えば、スリットに風景タイルを立てるという構造上、強度が低め。荒っぽい扱いをしたり、なんらかのアクシデントでグチャッとなったが最後、ゲンナリする状況が待ってることは必至ですから



最後に。
上から見た画像。


上から見てみる。



結構混雑してますね、やっぱり。
グシャス→バッドエンドの構図。







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[2006/05/12 09:58] 所感 | TB(0) | CM(8)

おお、協力プレイ系のゲームだ。

ちびっこにセットアップを任すと嬉々として手伝ってくれそうなゲームですね!すぐに痛みそうな気もしますけれどv-8

うちはちびっこたちと楽しく遊ぶゲームを主に探しているので、対戦(競争?)系のゲームより、実はこの手の協力プレイ系ゲームに興味津々だったりします。(家族あるいは子供たちが協力して目的を達成するようなヤツ)

この系統のゲームって「キャメロットを覆う影」とか「指輪物語(カプの)」とか「スコットランドヤード」とかくらいしか知らないので、今回こういったゲームをご紹介いただいたのはすんごいうれしいです。

biscoサンお薦めでほかに協力系のゲームって,
何かあれば教えていただけませんか?

まーねー。協力プレイっていうかなんていうかなヤツですけどねー。
わりかしオモシロですよ。
ただまあ、文中にもあるようにスリットと壁が脆弱なのでセットアップをちびっこに頼むとゲーム開始できずに即バッドエンドの可能性大ですよ(笑。

んで。

協力プレイ・・・・。
実はオススメゲームを聞かれるのが結構苦手だったりします。えへへ。
階層的な知識の蓄え方をしてないので目当てのモノを探し出せないんですよねー(笑。
まあ、「何」ってわけではないですが、協力プレイ云々を考えるよりも、競技性があっても手を抜ける感じのブツがいいのではないかと思いましたよ。お子様はなにかと勝利欲を満たしたい模様。
って、なんの答えにもなってませんな。
では!
[2006/05/13 07:05] bisco [ 編集 ]

こんにちわ。地味な下準備お疲れ様です。
タイル類の「抜き」が甘い場合って準備にイライラしませんか。
「絵柄がビリッとかなっちゃったらどうしてくれんの?」なんてメーカーに対して殺気立ちながらコマやタイルをパンチングしてますよ、私。
触るだけでホロリと崩れ落ちるときは心が和みます。

あ、このゲームって手番の時間制限はあるんですか?
人によっては可愛らしい絵柄にそぐわない感じで長考しちゃいそうな気も。
まあそこは少年らしく「えーい!そこだぁ!」とかって軽いノリなんでしょうね。
あるいはジョジョっぽく「ドッギャアァーン!」とかなんとか。
ジョジョなんて読んだことないですよねbiscoさんは。

駄文失礼しました。

[2006/05/13 12:30] てんきゅー [ 編集 ]

ありますねー、殺意。特にクレメントーニとかね。
もうね、「貴様ァーッ!!」とかいいながら絶叫後悶絶するくらいの殺意ですよ。
タイルの抜きはハンスがオススメです。
タイルはハンス。ハンスのタイル。(コピー)

ちなみに本作ですが、手番の時間制限はないです。
ぶっちゃけ、選択肢が多すぎてあんまり考えすぎてもな、っていうくらいのレベルなので。まー、なんていうか雰囲気重視。スコットランドヤードみたく途中で犯人が登場したりすることがないんで、一度推測がずれると修正がきかいんですよ。まあ立て直すことも出来ないことはないですが、偶然の産物に近い体。
1ゲームが短いんで、「どうだ→ぬあー!→もう一回!」と遊ぶ系です。

ジョジョは大好きですよ。
カイジと同列の好きぶり。


[2006/05/13 19:06] bisco [ 編集 ]

それは意外(笑)

ちびっこ相手だとやっぱり運が強めか記憶系かってトコですかねー。
先日甥っ子と遊んで、あまりルールに縛られず奔放に楽しむという事を学びましたv-91
時間はたっぷりあるんでのんびりいきますわ~

のんびり最重要ですなー。
彼らの思考というか嗜好を汲むのはかなり難しい話ですが。
奔放サイコー。私は未だ奔放極まりなしですが。
ですが。
ですがー。

って、なぜ連呼するのか。
それは酔っているからですよ。ええ。
[2006/05/15 23:51] bisco [ 編集 ]

なかなか原作してますよ、これ

『エーミールと探偵たち』をどのようにボード化してあるのか興味がありましたが、面白そうですねこれは。
 原作は犯人だと思われる男をエーミールとだんだんと増えていく子供たちがつけ回す内容なので、原作にも近いように思います。
 しかし、壁と柱が乱立した様子は圧巻ですね。
[2006/06/01 16:47] 雑多的文化会館 東森時音 [ 編集 ]

原作を知らなくても楽しいし、知れば更にオモシロという好例というか、バランスよく作られたゲームだなあと思ってます。
長く愛されている作品だからこそ、イメージを損なわないよう、「遊べる」よう、丁寧にゲーム化されたんでしょうな。おそらく。
ファンに「なんじゃこりゃ!」とか言われたら目も当たられないですし(笑。

[2006/06/02 09:19] bisco [ 編集 ]

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