ういっす。本日二度目のbiscoですが。冷房効かせてビールうめえな。
ということで先日遊んだ賽苑ゲーのうちの一つをば。
キレイな見栄えのゲーム紹介は賽苑サイトにお任せするとして、
当方ではどっちかというと泥臭くアレな考察などしつつ云々。
もちろん、所感書いていいよという許可もいただいており云々。
まずはこれから。
「mangrove -マングローブ-」これはね、エントリーにするのがすごく難しいです。
以下。
ということで。
先日催された、賽苑戦士を迎えての自宅
飲みゲーム会。
その時、持参いただいた賽苑ゲームをプレイした次第。
僕はビールとかを用意した次第。
ではとりあえずロゴ。

賽苑製のロゴを貼るだけで
なんとなく、当ブログもオサレな感じになる・・・わけがない。そりゃね。
ともあれロゴ画像荒くて早くもまずはお詫び。
んがー。
本作は部屋になんとなく置いててもゲームっぽくは見えない、おかしくない、
という部分を重視しつつ作ったとかなんとかどうだっけか?
基本的に賽苑ゲームズは初心者や非ゲーマーにも優しいつくりを目指してるらしい。
部屋で歓談してて「そういや・・・」的な感じで棚の上にあったこのゲームを
そのままテーブルに出してはいかがかとか言ってたような気がしたりする(曖昧。
「棒」を束ねて、台座にねじりながらぐさっとさしたら準備完了。
ふわっと広がってこんな感じになります。

木→線→木なやつがたくさん台座に刺さってましてね。
木製部分は手作業にて全て削り出し。線のところはファイバーな素材。
色目とか太さとか形とかは変更するかもと言ってたので参考まで。
先端の木の重みで自然にしなり、樹木が枝を広げたような感じ。
ちなみに風吹くと揺れます。すげえな。
横から見るとこんな感じ。

台座は色目を変えて層になってます。
そこからうにゃーっと木が伸びてくるというか。
棒の太さやら形状やらは色ごとに違ってます。削り分けてるそうな。
モノ自体の大きさはそうでもないけど、枝が広がるので空間的にはかなり大きい。
横のグリーンラベル(賽苑戦士御用達)がとても小さく見えますなー(遠近法。
本作は今回の賽苑ゲームズの中では最もルールがシンプルです。
インテリアからの派生みたいな感じですからね。狙いもそのあたりでしょうし。
ということで、当然のことながら他に用具を使わずにこれのみで完結してます。
レッツプレイ。

棒を引き抜いたところ。思いきりしなってますが。
見た目どおり、生粋のバランスゲーです。
手番には先端の棒をつまんでゆっくりと引き抜く。
間にはしなるファイバーが介在して土台に触れる部分と繋がってるので、
なんというか力の加わり方・伝わり方みたいなのが不思議な感じ。
先端の色とファイバーが繋がってる部分の色は同一になってます。
で、倒さずに棒を上手く引き抜くと、土台で隠れてる逆先端部にも色がついてましてね、
その色の棒を今度は次の手番の人が引き抜くことになると。そういう。
なんか縁日のおみくじをちょっと思い出した。紐ひくやつ。
あとは、もし指定された色の棒がなかったらこの棒を引き抜けとかね。
かんたん。
ゲームが進むともちろん棒は減る。
でも土台の穴の外周は変わらないのでこうなります。

ぶわーっとこう派手な感じに。
で、こうなってもつまむのはあくまで先端部分。
つまりはそういうこと。
空間に占める割合が増加しつつ、
均衡が崩壊ギリギリの緊張まで高められながらも
そろそろと引き抜き続けると
最終的にはこんな感じでゲーム終了します。

全体に広がりながらパサッと。
バランスゲーによくある光景であるところの
「どんがらがっしゃーん」
とかいうんじゃなくて、
「ふわっ」と終わります。このゲーム。
もう本当に「ふわっ」とくる。
他にも若干ルールを追加できるようにしてるみたいですが、
あくまで基本はこんな感じの遊び方。とにかく簡単に。シンプルに。
で。
システム的には「スティッキー」の類型ですね。明らかに。
ただ、独特の「マングローブ的プレイ感覚」みたいなのを有している、
なんとも表現の難しい、不思議なゲームです。
もしかすると「ゲーム」という捉え方からして既に間違っているのかも。
同日、他に遊んだ作品についてはむしろこれ以上なく「ゲーム」してたんですが、
本作に関してはそう言わざるを得ない印象。個性の強いアートみたいな感じ。
だから僕みたいなゲーマーでは「評点がずれる」ので
上手く言えないし、言うべきでもないという気がします。
良くも悪くも象徴的な「作品」ですね。賽苑製作物としての。
言うなればゲーム的なオモシロではないです。決して万人にオススメできません。
でもこういうのを求める層は確実に存在すると思う。潜在的に。
そういう意味ですごくニッチなゲーム。
こういうことを考えさせられるゲーム。
そんな感じ。
ということで、
次回のエントリーはおそらく
「HAU LA -ハウラ-」。
オモシロ的には近年稀にみる秀逸なゲームです。
もはや同人のレベルではないくらいに凄いです。いやマジで。
これはもうマストバイ。買わないとすごく後悔すると思う。
待て、次回!
では。