まーいど。ご無沙汰でっす。biscoでっす。
実質、1ヶ月半くらい更新せずになんやらしてたわけですが、
今日くらいからまあ、隙みて更新しようと思っている次第。
bisco便とか通常所感とかから再開するかなーなんて感じだったんですが、
どうやら早めにこっちをなんとかしたほうが良さそうなのでエントリー。
「ドメモ」ですよ。再販されましたね。
所感については昔書きましたし、(
これね)
方々で新版のレビューがあがってるみたいなんで今更やりませんが、
ルールについて一つお伝えしておかねばと思いましたので。
なんのことかというと、
新版のルールは旧版とちょっと違うのかもよ? という話。
具体的にはですね、
以下。
んじゃま、詳しい話。
さきほど
海長さんとこのレビューみてて気付いたんですが、こういう一文。
手番になったら自分のタイルにありそうな数字を1つ宣言。
あたっていたら公開されているタイル置き場に捨てることができる。あれ? みたいな。
気になって海長さんに聞いてみたら、
「今手元にないけどルールにそう書いてた気がする」とのこと。
むー。
いや、困ったことに僕は新版持ってないんですよね(笑。
だから確認しようがないという罠。
だから、もしかするとこれ以降に書くことは
「新版ルールに書いてるぜ」ってことなのかもしれない。
でも先日新版を遊んだ時にも同じルールを説明されたので、
多分そう書いてると思うんですが。
ちゃんと確認してから書けよって話ですが。
いや、でも、勢いあるときに書かないと書けなくなるので・・・・。
だから新版発売元の人、間違ってても怒んないでよねっ(///
よりオモシロに遊んで欲しいだけなんだからっ(///前置きなげーな。
これだから久しぶりに更新するやつは(以下略。
とりあえず画像貼ります。
これみたらどういうことか一発でわかりますんで。

僕が持ってる旧版箱裏のプレイ画像です。
汚いんでちょっと見難いかもですが、ここから気付かされることは2点。
1、ゲーム開始時の伏せ札・公開札は特に並べるわけではない。
2、正解した札は中央に出さず、その場で倒して表向けるだけ。僕はこの画像を見てからは、こうやるもんだと解釈してたわけですよ。
で、さすがに不確かな話すぎるのもアレなので、ちょっと原文あたってみました。
すると、
1については特に言及ありませんでした。
が、後述するゲーム性の話からすると、
こうしたほうがよりオモシロかもな、という気はします。
で、2についてですが、
原文ではですね
「正解したら、全プレイヤーに見えるように札をテーブルに倒す」という書き方をしてました。
だもんで、正解した札を中央に並べたりするのはどうも
拡大解釈ではないかな、というか、
遊びやすくするがための意訳だったのではないのかな、と思います。
手元で倒しても、中央に並べても同じじゃないの?と思われる方もいるかもですが、
このゲームが求めたゲーム性から考えると、手元倒しの方がより望ましいようです。
なぜか。
本作は、他人の宣言やら所作、思考時間やらなんやらの
「コンポーネント外」からの情報を使って
自分の手元の数字を推測していくゲームです。
手元倒しにすると、他人が場にある数字をカウントする際に視線が常にうろうろします。
何を数えたいのか、何を数えているのか、そしてその後で何を宣言するのか。
ささいな情報かもしれませんが、
これがあるのとないのとではちょっと趣きが違ってくるのでは?と思います。
同様の理由で、中央の公開札を向きなど揃えずばらけさせておくのは
見難そうに数えていることから何をカウントしているのかの推測がたちます。
相手の関心が何にあるかが浮かび上がってきます。
しかしまあ、このあたりの話になってくると、もう推測というか邪推の域なんですが(笑。
ただ、このゲームは
「無駄ともいえるほどに思いを巡らせるのが楽しい」類のアレなので、
そういう、いい意味での「隙」を残しておくのも悪くないんじゃないかな、と思います。
中央にキレイに並べておけば、
確かに数字枚数の把握も容易ですし、プレイアビリティもあがるだろうとも思いますが、
折角のアナログゲームですし、こうした方がもっと雰囲気高まるのでは、と。
とまあ、グダグダ書きましたが、
新版ルール読んでないので、最初からこのルールが書いてあったらすみません。
無駄エントリーの無駄邪推の罠にハマったと思って、ちょーゲンナリしてください。
ミスリードもドメモの魅力のうちですってば。
んでは。
こんばんは。新版のルールを確認しましたが、「場の中央に捨てて並べる」とはっきり書かれてますね。旧版は所有してませんので目から鱗が落ちました。確かにそうした「揺らぎ」があるほうが本来のデザイン意図に合っていると思います。
うえーい。コメントどもでっす。
新版ルール情報ありがとうございまっす。とにかく旧版はルールが少ないので、遊びやすいように補足を入れていったんでしょうねえ。曖昧な表記は日本ではどうも嫌われるようですし。とかくランドルフはルールの文章が少ない傾向があるのでこういう顛末も仕方ないっちゃあ仕方ないんですが。
このエントリーを読んで少しでも多くの人がよりオモシロに遊んでいただければな、と。
他にも差異があるかもしれないですが、確認しようないんで勘弁してください(笑。
こんばんは。
さまよえるオランダ系のHTPです。
確かに、ドメモは相手の視線や、カウンティングしているであろう時間がヒントになることが多いですね。
コールドリーディングの一種でしょうか。
そう考えると、biscoさんが言われるように、その場倒しのルールの方が、よりドメモらしい遊び方だと思います。
とはいえ、この古典の名作を発掘して再版してくれた幻冬舎は Good Jobっすね。
#何の気の迷いなんだろう…
[2009/03/12 00:03]
HTP
[
編集 ]
うぃー、邪気眼系ブロガーのbiscoでっす。コメントどもー。
そうですねえ、ドメモはその他のボドゲが切り捨てていく部分を拾いまくって成立しているゲームですからね。発端はガチのアブ系なのに、いざ完成してみたらコミュニケーションゲーの装いに辿り着いてしまったという稀有な存在だと思います。
にしても、コールドリーディングって言い方するとかっくいいですねー。僕にはそんな技術ないので、妄想パワーと周囲の自然エネルギーでもって闘いますよ。ええ、ほんと。
まあ、今回のエントリーについては、「こういうルールもあるよ」程度に認識していただければ幸い。ぶっちゃけ遊び方なんてどうでもいいですからね、オモシロけりゃ。性に合うほうを選んでいただけたらと。でも選択肢がないと選ぶことすらできないので、エントリーにしてみた次第です。
幻冬舎さんは、もっと気が迷えばいいと思いますw
はーい、今更ですが失礼します、幻冬舎さんをそそのかしたカワサキですw
ルールブックについては、権利を承継していたレオ・コロヴィーニ氏に確認したので、まあバリアントというか、現代風アレンジのように受取っていただけると幸いです。間違いがあった!なんて言われると心臓に悪いんですよw
ということで今後もどんどん気の迷いを誘っていきますので!ゲーマーの皆様のおかげで、結構売れてるみたいなので……
[2009/04/13 18:35]
カワサキ
[
編集 ]
今気付きました(笑。
時差が1ヶ月くらいありますね・・・。
まあ、ルールなんて生ものだと思うので、その時遊ぶ人間がうんと言えばどんなルールでもオッケーだとは思うんですけどね。一応、細かい話をつついていくのが当方の方針なので、いやもうすみません。
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