毎度。ねーこはこたつでかたつむりー。biscoです。こんちは。
昨日の「ドミニオンチップス」で妙な勢いがつきましたんで、
今日も更新してみました。
国産ゲームの可能性を思い知る、
あまりにも恐ろしい仕上がり。
ツッコミどころが満載すぎて、
もう何からツッコめばいいのかわからない始末。
見るだけ見とけばいいと思います。遊ぶまでもないです。
俺の記憶の中で、永久に眠れっ・・・!!
「ドンドンタコスゲーム」なんかタイトルだけでゲンナリしますね。
でもゲームだと思わず、小ネタだと思えば悪くない気もします。
以下。
ということで。
本作は一時期売られていたお菓子「ドンタコス」のタイアップ的ゲームです。
ドンタコスといえばコイケヤ。一風変わったCMを作っていた会社として有名ですね。
ご存知ない方のため、当時のドンタコスCMを貼っておきます。とても懐かしいです。
まあ、こんな感じの。
妙なテンションと中毒性溢れる楽曲が魅力的です。
では早速、箱、っていうか筒を見てみましょう。
真っ先に目に飛び込んでくるのがこの文字。
言っちゃったよ・・・・。これはもちろんお菓子「ドンタコス」の「おいしくなって新登場」とかけているわけですが。
んー。
とりあえずこういう文字を見せて不安感を煽るのが当ブログの礼儀です。
内容物を横に置いて、記念撮影。
しょっぺえ・・・・。ぺらっぺらのボードというか、紙。
そして大量の三角駒2色。
そうなんです、実はこのゲーム、二人用なんですね。
ア、ブスト、ラク、ト、かな????
まあ、ルールの話は後回しにして、筒裏を見てください。
ツッコミどころが多いので二部構成にしておきます。
うわあ・・・・。よくある製品表示のお遊びですね。
原材料はプラスチック。食べられません。
原産地はパロディー共和国。とても痛々しいです。
内容量は、=コンポーネント。ここで確認できます。手間かけさせます。
なのに遊び方はパッケージ内に記載です。あくまで秘密主義。手の内を明かしません。
バレたら買ってもらえないから・・・。そして賞味期限はやはりの「無制限」。
まあ、僕は遊ぶ前から
「おいしくは食べられないだろうな」と思ってましたけども(その日の昼食的な意味で。
仮に、食べられたところで
「一度きりだろうな」と思ってましたけども(一期一会的な意味で。
販売会社はアイコ。
永久戦犯です。今はだいぶと有名な会社ですね。
誰もが知ってる「馬のマスク」を作ってる会社です。
あと、うんち系のグッズを作ってるのもここ。なんやらのイベントグッズ会社です。
ま、それはさておき。
筒裏第二部。

ここだけ読むとオモシロそうな気もするのが不思議。
さすが国産の得意技、
騙しのテクニック。あくまで嘘をつかず、オモシロさだけ匂わせて、購入後にゲンナリさせる、
ちょー高度なテクニックです。
日本語のレトリックが炸裂してます。気になるのは最下段、
「あきるまでお楽しみください」の文字。
微妙に敗北を認めてる姿勢がうかがえます。
さすがとしか言いようがありません。
ちなみに僕らは・・・・。
次、いきましょう。セットアップ。

こんな風に駒を並べます。
1個だけ丸がついてるのは、キング駒。
こいつが取られたら負けです。
あれ? 二人とも、ボードの端からスタートしてないよ?
つか、端は二列空けとくものなの?と思われた方、鋭い洞察力です。
ルールを一読した結果、ボードが無駄に広すぎると判断。そして相談の末に得られた解がこれです。
これでも広いんじゃないかと思いました。そして駒が無意味に多すぎる。
気分的には駒は各自9個もあれば充分じゃないでしょうか。
ちょーカンタンにルール。
交互に駒を動かします。前進系の動きです。場合によっては飛び越えたり出来ます。
ボードの丸の上に止まると駒が120度回転します。
自駒が相手と接触すると戦闘します。敗北したらスタートに戻ります。
キングがやられないように守ります。
戦闘の方法ですが、駒を裏返すと各頂点に向かって
「グー」「チョキ」「パー」のイラストが書いてます。
接触したときにそれで判定します。丸に止まらない限りは回転できないので、
上手く相手の弱点にかちあうように駒を戦わせることがキモらしいです。
はい、
異常、いや、以上。
駒裏の画像はないです。あまりのヘボさに撮り忘れました。
手間なのでもう一度撮る気にはなりません。そんな時間はありません。
では、プレイ開始約40秒後の状態をご覧ください。
チェックメイトだっ・・・!!この約3秒後、相手のキングは戦闘に破れ、僕は辛くも勝利を手にしたのでした。ちょ・・・、こんなに駒いらねーよ・・・。想定された駆け引きなどまるでなく、
ただ一直線に進む駒の姿だけが印象的でした。
若干攻め手に関係ない駒が動いてますが、
これが僕たちの最後の良心です。
そして傷心の二人はゲームを片付け始める・・・・。
賞味期限なんてとっくに切れていたんだ・・・・。
筒の中にコンポーネントがガラガラと音を立てて吸い込まれていく・・・・。
そして僕らの涙と苦い記憶も一緒に詰めて蓋をした・・・・。さらば、懐かしい日々よっ・・・!!!ちょー地雷。
では。