web拍手でコメント(非公開)もらいました。
ちょーやる気でるね、あれ。だからもっとちょーだい。頑張るから。
ということで本日二本目。
あのBoardGameGeekにおいて、
複数評価があるにも関わらず
衝撃のAverage Rating「1.00」!!
そんなの探す方が難しい、ぶっちぎりの低評価!!
なんでそんなことになっちゃったの?
その真実が今明らかになるっ!
「ブタの言うとおり!(Schwein gehabt!)」今では僕の大切な宝物です。
以下。
んで。
いやね、僕はそんなに悪いゲームではないと思うんですが・・・。
案外楽しめてしまったというか・・・・。
こういうの結構好きなもので。
確かに「ゲーム」というくくりにするとちょっと微妙なのかも。
評点が低いのはたぶんそのせいだと思われ。
あと、メンツにかなり依存しますよ、これ。
では、早速箱。

ブタがなんか言ってますね。
ま、ブタが言うことなんてわかりませんよ。
まして相手はドイツブタなんでね。ドイツのブタはどいつだ?なんてね。
すみません首吊ってきます。
開封。

箱をそのままギミックとして使います。中空。変な風に穴開いてますね。
ジグソーのようなピンク色ピース。
これにはブタが描かれてます。各部位。
ヘレとかバラとか。あとは、赤・青・黄・紫のブタチップ。
そして画像中央にある不穏な形をした緑の物体。
もうおわかりかとは思いますが、よろしければ最後までお付き合いください。
ルール説明。
基本ルールはちょー簡単だったので、
記載のバリアントを駆使して要素を増加。
少しでも楽しくなるように工夫してみました。
それでも簡単ですけども。
目的はブタピースを8枚全部集めて、描かれたブタの絵を手元で完成させること。
ジグソーみたいになってて、組み上げるとこんな風になります。

なぜか箱絵と反転。なにか意味あるんでしょうか。
にしても鼻なげーな。このドイツブタめ。
ピースの左下には1から8の数字が書いてあるんで、
引いてきたピースがどの部分にあたるか一目瞭然です。
ピースは全部で40枚だっけかな? 最大5人用なんで。ま、何人で遊んでも全部使います。
裏向けにして適当にゴミ山のように集めておきます。スタックはしません。
最初にそれぞれのプレイヤーには前述の4色ブタチップセットが与えられます。
毎回、そのうちの二枚を使用します。
手番のプレイヤーは謎の緑の物体をとり、箱の中で回します。
緑の物体が勢いよくまわります。ってもういいですね。コマです、これ。
回し始めたら様子を見つつ、全員一斉に自分のチップ二枚をベット。
一枚は裏向け、一枚は表向け。
で、コマの行方を全員で見つめると。
それではちょっと、コマが動いてるとこ見てみましょうか。
これね、結構激しいですよ。
あの珍妙な穴が上手いこと機能してですね、
縦横無尽にコマが駆け巡ります。
こんな風。
すげー。個人的にはこれ見れただけでも「買ってよかったな」と思ったんですが。
要するにルーレットですよね。ゲームというよりは。
静止画ないと説明しにくいんでもう一度あげます。
って、動画の意味ねーな。どうなのこれ。

ちなみに動画だと、最後は先端が青の2に突っ込んだので、ベットは青が正解。
どこにも入らないというのが、紫ベットです。
穴にはそれぞれ数字が描いてますよね? ちなみに紫は1です。ちょっと見えてます。
表向けベットが正解すると、その数字枚数分だけ山からピースを引いてこれます。
もちろん引いてくるピースはランダム。表向けるまではわかりません。
裏向けベットがあたってしまうと、その枚数分、
左隣のプレイヤーに自分のピースが奪われます。ションボリ。罠ですね。しかも高確率。
表向け正解にも罠がありまして、まあ、よくある感じなんですけども、
既に獲得しているピースと同じヤツを引いてきてしまったら、
左隣のプレイヤーに渡さないといけません。これ、ちょくちょくあります。
で、もし左隣もそれを持ってたらまた隣へ・・・とぐるぐる回ります。
全員同じのを持ってたら山に裏向けて返すと。
悪くないルールです。この手のゲームにしては収束性があってステキ。
ちなみにこのピース。
完成図の中心をとって、対角線上にあるピース同士は形が同一です。
逆に言うと、少なくとも4種類は形が異なるので、裏から見てもある程度狙えます。
それに気付いた瞬間、そんなことは忘れろ条例が発令。子供ゲーですからね。これね。
10~15分くらいで終わるんで、
ちょっとした余興と言うか、運試し程度に遊ぶには悪くないです。
コマの動きもいいし、ベットにも良し悪しあるし、山引きの強さも必要だし。
タナボタの要素まで備わってる。いいじゃないですか。
「俺は狙ったところにコマを止められるんだぜ」とかうそぶくのも楽しい。
「流れからしたら次は赤だ」「いや、黄色が続くね」とか根拠なく話してるのも楽しい。
コマの行く先を目で追ってるだけでも案外熱くなれるものです。
何より、推定終了時刻にはしっかり終わってくれるので安心して遊べます。
「終わらねー」なんて辛い思いすることがない。
ダメな運ゲーとかたまにありますしね、そういう酷い状況。
ということで、残念ながら本作は地雷ではありません。
わりかし遊べるし。もっと酷いのあるし。
もちろん人によっては耐えられない方も居るでしょうけども。
っていうか、Geekもあてになんねーな!というのが今回の結論。
皆さんも他人の評価などあまりあてにせず、色々試してみるのが吉。
ま、地雷にあたる確率は飛躍的に高まりますが。では最後に今回のゲンナリ画像。
勝者を決めることになったフリコミの瞬間です。

3枚引いて、3枚とも同じ。ある意味強運。ちょーゲンナリ。
もちろんピースは循環して、リーチがかかっていたプレイヤーのもとに。
いやー、良いゲームじゃないですか、これ。
では。