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ヒーローたちの饗宴 

今日は完徹と酔っ払った勢いで所感書くぜ!

本作は僕の友人が今年のエッセンにて入手。
新作と思いきや実は昨年発売していたという罠。
しかも何を思ったのか拡張まで出ているという裏人気ぶり。
とはいえ、日本へは(おそらく)未導入。ググってみたけどもね。
きっと今後も未導入。そんな予測がありありと可能なこのゲーム。
たぶん僕みたいな局地ブロガーが紹介しないと日の目を見ないだろうという。
ちょっとした義務感でもって所感をしたためます。
その名も「ナンバーズリーグ(Numbers League)」!!!




ということで。

まずゲームタイトルですが、どうせ誰も紹介しないだろうしゲーム内容から判断して
「ヒーロー一直線」
とかダサく命名してみようと思いましたが、
さすがに気が引けたのでやめました。アー○ライトじゃあるまいし。 あ、やべっ。

んで、このナンバーズリーグ。
早速箱絵をば。折角なので大きめ画像で。



箱絵


ヒーロー集結!!


まあ、見るからにうさんくさく、かつ、いかがわしい感じがします。
その予感は嘘ではないです。
しかもヒーローなのに左の二人とか腰引けてますからね。格好悪いったらもう。

で、どういうゲームかっていうと、
僕らの街に悪逆非道の限りを尽くすクリーチャーたちがやってくるので、
そいつらをちょっとアレなステキなヒーローたちがフルボッコにするというカドゲ。



ちなみにクリーチャーたちはこちら。


クリーチャーズ


圧倒的にこいつらの方がデザインまともです。
いや、むしろ愛嬌があるくらいのレベル。
本当にこいつらに悪があるのか?と疑わざるを得ません。
しかしヒーロー=正義は紛れもない不文律。
我々はそれを疑問に思いながらも戦うほかないのです。

とか、どうでもいいですね。ゲーム的な話をしましょう。

このクリーチャーカードに書かれている大きい数字。
これがそのクリーチャーの弱点となる数字です。
大きいから強い、小さいから弱いというわけではなく、
その数字の攻撃でしか倒せないという感じ。詳しくは後述。
弱点は一つだけなので、ある意味鉄壁の防御。
ちなみに小さい方の数字はそのクリーチャーを倒した時に得られる勝利点。
弱点数字の難易度が高いほど勝利点も高いです。
あと、クリーチャーカードは表裏で難易度違う設定。
一粒で二度美味しいはずなのですが、二度目があるとは思えません。(言っちゃった)


目的は簡単。
クリーチャーをヒーローたちでフルボッコ。その時得た勝利点が多いプレイヤーが勝ち。

手番には何するかってえと、
手札を補充するか
自分の配下となるヒーローを生み出すか
クリーチャーを殴りにいくか、という感じ。

プレイヤーの立場は・・・なんだろ?・・・ヒーローを統括する博士みたいな雰囲気かな?
最初は一人も配下のヒーローが居ないので、一から作ることになります。
すなわちヒーロー=人造人間なんですな。

ヒーローはアタマ、胴体、足の三つのパーツから作ります。
考えてみるとわりにグロいですが、気にしない方向。

手札の中の各種パーツを自分の前で並べて各ヒーローを構築。
ヒーローは何人でも作れますが、同時並行で作るのだけは無理。
作りかけを放置するなと、そういうこと。

一応、カードを揃えるとヒーローのデザインも揃うようになってるんですが、
手札の状態は95%くらい完全なデザインには否定的なので
まったくもってありあわせなパーツで作ることになります。
ちょっとヒーローかわいそう。



んで、三人くらい作った状態がこちら。
四人目は作りかけです。



sss-P1070054.jpg


圧倒的にちぐはぐな感じ。

でも格好とか気にしている場合ではないのです。
我々はクリーチャーたちを倒す正義の死者使者。
ヒーローは完成すると固有の攻撃力を持ちます。
それがカード左に書かれている数字。
一人のヒーローは書かれた三つの数字の合計数を攻撃力とします。
もちろん足し算必須。
ゲーム副題の「足し算アドベンチャー」は伊達じゃありません。
攻撃力がクリーチャーの弱点と一致したら、クリーチャーを倒せます。それ以外に手はありません。
ちなみに、一体のクリーチャーに対して、何人のヒーローで臨んでもかまいません。
つか、そうしないと倒せないクリーチャーが殆ど。
ここに、ヒーロー=集団タコ殴りの図式が完成。
もちろん、常に足し算。プレイヤーの計算力が問われるところですよ。さすが「足し算の冒険」。

ヒーローの足元に置いてあるカードはスペシャルなガジェット。
こいつをヒーローが使うことで、一回だけ自身の攻撃力をブーストして殴りにいけます。
この手の攻撃力の調整は必須です。

まあ、色々書いてみましたが、実になんてことはない、
数字を調整しながら一致数を作っていくという内容。
四則計算バンザイな感じ。
とはいえ、一体のクリーチャーは倒しっぱなしなので、
誰が先に倒すか、誰がどいつを狙っているのか、俺は間に合うのか、
みたいな駆け引きもあるといえばありますけども。
ヒーロー作成の方針は大事。ま、手札&場札次第ですが。
一番の醍醐味というか、お楽しみは、「ちぐはぐなヒーローを作る」
なんですけどね。
とはいえ、海外仕様なイラストではいまいち燃えませんし、萌えません。
ここまで引っ張ってみましたが、とりたてて特筆すべき点もないです。
猛烈に四則計算に思い入れがある方、
四則計算でご飯が食べられる方、
以外にはあまりオススメできるゲームではないですね。正直な話。
そんな人が居るかは謎ですが。
これはもう地雷と言わざるを得ないっ・・・・!!!!


そんな四則計算教育ゲーでしたよ。


では。

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[2008/11/28 18:11] 所感 | TB(0) | CM(0)

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