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パニックですから。 

まず最初に。
GEEKから画像をちょびっとだけ拝借してます。すません。

で。

まあね、何がどうかっていうとギミックオンリーのゲーム、なんですけどね。
いや、それだからこそ価値があるというかなんというか。
じゃあ、とりあえず見てもらいましょうか。
「ピラニアパニック」
箱絵ドン。


sss-pic129759_md_edited.jpg


ええ、こういうゲームなんですよ。
それはもう皆さんの予想の範疇を超えないというか。
え?もう説明いらない?続きを読む 拍手する
[2007/06/06 17:31] 所感 | TB(0) | CM(0)

ぐらぐらするぜっ・・・!!! 

今日ご紹介するのはこれ
「ぐらぐらスパイダー」

あー、ちょっとぐらぐらが足りないなー、とか
軽くぐらぐらいっときますか、とか
最近ぐらぐらで悩んでいるの、とか

そんな時、力になるのがこれ。
「ぐらぐらスパイダー」

ちゅうことで箱絵ドン。


sss-DSC00435_edited.jpg



いやはや期待が膨らみますね。
え? 膨らまない?続きを読む 拍手する
[2007/06/02 16:45] 所感 | TB(0) | CM(4)

小さくても一人前。 

毎度、獰猛。
ご無沙汰してます。biscoです。マイドウ。
ちゅーこって、久しぶりに所感。
いやもう所感ってなんだ!ってな感じですが。
ゴー。



さーて、キキリッキーでも遊ぼうかな・・・・、


sss-DSC00433_edited.jpg



って、なんだ横の小さいキキリッキーはっ・・・・!!!!



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[2007/05/31 11:56] 所感 | TB(0) | CM(2)

久しぶりに所感とか 

やってやるぜこんちくしょう!というほどの勢いでもないんですがね。
この前ちょっとだけゲーム遊んだんで、その話。
メビウス便でカドゲが3つ届いたんですけどね。
それやらなにやらの話題が中心。
俗にいう所感っつうヤツですな。


いくぜ!(何を意気込んでいるのか)続きを読む 拍手する
[2006/10/14 00:50] 所感 | TB(0) | CM(2)

アヒルがクルマになるまで。 

マイドゥオーモ。(ちょっと高貴な感じがしますな)
biscoですよ、コマンタレブー。

ま、いいや。

本日皆さんにご紹介したいのはゲームそのものではなくて箱絵のイラストです。

まあね、ゲーム自体はね。ビックな地雷なので遊ぶ必要はないですよ。
ええ。
私は元々クルマ好きなんですが、そんなクルマの中でも2CVという独特なフォルムを持つフランス車がありまして。これがまた根強いファンがいるわけですが。
「醜いアヒル」と称されながらも愛され続けるそんな2CVの誕生の瞬間に立ち会ってみたいと思います。多分立ち会えます。いや、おそらく・・・・。

箱絵ー。


以下画像が大量に。
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[2006/09/01 10:55] 所感 | TB(0) | CM(2)

ノミネートされた海賊のアレ 

ついにノミネートが発表されましたか。
ちうことで今回は一番情報が薄そうな「海の盗賊(Seerauber)」なんですがね。
ちなみにメーカー作の英語タイトルは「海賊(buccaneer)」。
でも私はゲーム内容から以下のようなタイトルを主張したい!
つか、海賊っていうタイトルはもう使うな!とメーカーに主張したい!
もうね、多すぎてややこしいんですってば。

ちうことで。毎度のごとくルール和訳の風。大体ですけどね。そりゃね。


”「海賊の分け前(Seerauber)」”


このシリーズ、近頃で言えば「盗賊騎士」あたりのオモシロが記憶に新しかったりするわけですが、本作もまずまず遊べる感あり。
とてもシンプルな作りの意思決定モノ。ちょっと記憶要素も絡みつつ。
それを深いと感じるか、簡素と感じるかで好き嫌いは出るかも出ないかも。


まずは箱絵。


箱絵


見るからに海賊がテーマ。
荒くれ者が何やらする風ですが、実はコイツら、かなりに律儀なヤツ揃いです。
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[2006/05/29 09:59] 所感 | TB(0) | CM(5)

バンリー。バンリー。 

ニュルンベルク2006ってもう三ヶ月前なんですね。
早ッ!
するってえと新作っていうほど新作でもない気がしてきましたが
たぶん日本未導入の新作をば。
あいかわらず、読みようによってはルール和訳の体。


”「万里の長城(Chinesische Mauer)」”


一応もなにも、これ、クニツィア作の小箱カドゲです。
にしても本当に多彩というか多作な人ですな。
例によって見たことあるシステム満載ですが、ゲームそのものはとてもオモシロだったり。
そんな匠の技が感じられる一品。


まずは箱絵。


ゲンナリする箱絵



犬だかなんだかよくわからん感じですがです。ドラゴン。
なんというかこう、見るからに「買う気失せる」というか
「オモシロくなさそう」な箱がアレですが、遊んでみると意外にイケてます。
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[2006/05/19 14:36] 所感 | TB(1) | CM(2)

鬼門! 

ついに発売されましたねえ。(何が?)
いやあめでたいめでたい。(だから何が?)

ということで今回はコレ。


”「0・8・15(08/15)」”


いつかどこかで見たような数字のみタイトル
あれはどこでしたか、アミーゴでしたか?
そして今回はシュミッド発の本作。

つーか、シュミッドおまえもかっ・・・!!

衝撃的なあんまり感を持つ、ある意味で非常に斬新なシステムには愕然。


参考画像。



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[2006/05/17 11:46] 所感 | TB(0) | CM(4)

人海戦術でゴー。 

久しぶりにボドゲの紹介。
本当に久しぶりなので、地味にセットアップから紹介してみたり。
ダラーっとした感じの長文ゴー。
ちなみにルール和訳としてもご利用いただけます


”「エミールと探偵たち(Emil und Die Detektive)」”


っていう同タイトルの児童向け冒険小説を元に作られたボドゲ。
結構古い作品で、かつ有名らしいですよ。何度か映画化されてるほどに。
でも私は全く知らず。無念
どんな話か知りたい人はコチラ。映画版の話ですが詳しいです。


ということで、本作。
実は2003年発。なのに話題になっていないのはなぜなのか。
版権あるブツだからでしょうか。
わりかし味わい深いボドゲだというのに。もったいない。



箱絵。



箱絵


本の表紙と同じです。そりゃね。原作モノですからね。
柱影に隠れているのが、我らがエミール&探偵たち。
視線の先にいるのが怪しい山高帽の男。
エミールからお金を盗んだスリなんですがね。
コイツを皆で尾行して、追い詰めて、お手柄! みたいな流れ。

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[2006/05/12 09:58] 所感 | TB(0) | CM(8)

たくさんあるとお得な雰囲気。 

”「トランペット(Trumpet)」”


トリックを取ることで自分の駒をゴール目指してテコテコ進ませていく、ボード有トリックテイクの過去作。たぶん1993年「アーサー王の円卓(Koenig Artus Tafelrunde)」の前身。つか、ほとんどルール一緒。
何がスゴイって切り札の多さ。まあ、ここまでくるといわゆる「切り札」って感じでもないんですけどね。
運の要素強めですがわりかし遊べます。ワンヤと騒がしいオモシロさ。



まずは外箱。こんな感じ。



外箱


つか、タイトルは100%ダジャレーですが
切り札(trump)と、楽器のトランペット(trumpet)の融合。
こういう言葉遊びが海外では当たり前ですな。さすがスクラブルを遊べる人々よ

それより注目したいのが、右下の写真。






右下の写真


おばあさん、手札覗いてるー!!
子供相手に容赦ない仕打ちですよ。
しかもお母さんがマストフォローを教えている隙に
あくまで勝つッ・・・・!!
お前に勝負の厳しさを教えてやるッ・・・・!!

それはともかく。
老若男女問わず真摯にトリックテイクを楽しむ海外の方々は
とてもステキですよね。(結論がおかしい)



んで、こんな感じのボード。


ボードの全貌



右下のスタートから始まって、外周をクルリ。ミドリのマスの終端がゴールです。
スートはなんと6色。各色11枚。そして全ての切り札を超越するスート色のないスーパートランプが3枚あります。カードは配り切りません。ラウンドごとで手札7枚。沈むカードがあるってことですね。
ちなみに山札切れでリシャッフルなんですが、
5人で遊ぶと必ず一枚足らないので結局毎度シャッフルするハメに。
なんですな。四人で遊べってことですかね。すると2回に一回ですみますし。


それはともかく。


進行はマストフォロー。最初は切り札がありません。「最初は」、ですが。
1トリック取るごとに自分の駒が一歩前進。ラウンドは7トリックなので最大7歩ですな。
各マスには駒が一つしか進入できないという制限。じゃあ詰まってたら進めないのか、ってことじゃなくて飛び越えることが出来ます。前に4個駒が並んでたら、たった一歩でビヨーンと驚きの前進ぶり。そゆことです。


あとはラスト付近の緑色なデッドヒート部分。ホームなストレッチに突入したら、移動のルールがちょっと変更。自分が一歩進む代わりに、同じく緑色な部分に居る他の駒を一歩下げることが出来ます。ま、我が我がの精神で足を引っ張ることができるってことですね
戻すより、自分が一歩進むべきでは?と思われるかもですが、後から追うケースでは非常に重要だったりします。飛び越えも活きてきますし。その一歩がゲームを終わらせるか否かをわけるんですよ。終盤ならではの思考



という基本を踏まえて。



肝心の切り札の話。なにせゲーム最大の特徴ですからね。
言えば、「切り札としてのカードのランク付け」、みたいな感じ。
コース上に点在する「トランペット」のマスに誰かの駒が止まるたび、6色のスートのうちの1色を切り札に指定することができます。で、これがまた全部のスートに対して例外なく実施。ちなみに、後から指定されるスートはそれまでのものよりも「強く」ランク付けされます。これ重要。
さっきの画像の真ん中へんにあったチップはこの切り札表示チップだったんですなあ。ええ。
全部埋まったらトランペットのマスの効果は変化、「いずれかのスート2色の入れ替え」を実行すると。
切り札が単に数字だけのランクではなく、スートによってもランクが付くってのがワンヤワンヤの原因。とても派手ですし、オーバーテイクがドンドン起こります。
大味ですよ。もちろんね。でもそれが楽しかったりする感じ


そんなこんなで。


手札が少ないのでとにかくスーパートランプが強い。これを引けるかどうかでえらく違ってきます。確実に一歩進める安心感、確実に他人をオーバーテイクできる「強い」切り札。心にゆとりが生まれますね、なんというかね。
もちろんそれを見て引き運&運ゲーと切り捨てることも出来ますが、そうするには勿体無いイカス攻防があります
やり方は強引かもですが、トリックテイクのオモシロさを引き出してますね


グっとくるポイントはトランペット手前での立ち回り。
他人がマストフォロー出来ているうちに強いカードで狩り→トランペットで切り札変更→最強スートに生まれ変わった手元のカードで再び狩り→一気に前進。みたいな感じ。まあ、カード運も絡むのでそんなに上手くいくことは少ないですが、構造上何度もラウンドを繰り返すゲームなので「今か!今なのか!」みたいなチャンスはやってくるはず。
「勝ちたい」ゲームではあるんですが、どちらかといえば、「いい感じに要所を押さえられた」とか「ギャフンと言わせてやった」とかいうところに喜びやら楽しみを見出しながら遊ぶ系です。切り札ランクの変動に思い切り翻弄されて「むあー」だの「うげー」だの言いながらグダグダやりたいですね。


そんな感じ。
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[2006/04/24 11:45] 所感 | TB(0) | CM(0)

学術的なアレ。 

”「トロイア(Troia)」”


ポーンのマークでお馴染みのSpiel des Jahres。有名ですよね。
その長い歴史の中で後にも先にもコレ一度、
「歴史ゲーム特別賞」とかいう謎の賞があったのをご存知でしょうか。
本作はそれをまんまと受賞しちゃったボドゲです。
「・・・しちゃった」っていう表現が早くも後ろ向き。なぜなら地雷


「トロイ遺跡の発掘をする」という夢とロマン溢れるテーマを堪能できると同時に、
「地味な作業、それが発掘」という現実を思い知らされるボドゲ。ゲンナリ。



外箱こんな風。



呪われた箱・・・・。


嗚呼、恐ろしや。
この蓋を開けた先に、遺跡とゲンナリが眠ります。
っていうか開けなければ良かったと軽く後悔。
タブーを犯さずにはいられない、悲しき人間の性よ



栄枯盛衰を繰り返したトロイ遺跡っつうのは、
一つところにいくつもの時代の遺跡が埋まってましてね。
掘っても掘っても色んな遺跡が出てくるんですよ。これが。
で、本作ではそれをゲーム的に五時代にわけてまして。



五時代が一堂に


こんな風に16分割のパズルみたいな体
これから発掘するタイルたちがしっかりとタイル枠にハマってます。
いわば完成系。このヴィジョンをしっかり焼きつけてゲームに臨まねばならんわけですよ
つか、これ見た時点で既に結構お腹一杯だったことは秘密


で。


これら遺跡タイルを年代ごとにムジャラとひっくり返してできたのがこちら。



ち、地層?


トロイ山盛りです。
地層になってます。地層。
タイルはさっきの完成系とは違って全部裏向き。
裏から見てもそれぞれのタイルはどの時代かわかるようになってまして。
描かれてる地形はそのままなので、アタリをつけて発掘することも可能。




発掘からの流れはというと。
地層からタイルを掘る→テント前に運搬→テント内で研究→いざ学会に発表→得点ゲット
ってな感じ。
手札として与えられた行動宣言カード(発掘絡みか発表かの2種)を使って同時にビットして、カードに書かれてる数字順に行動を解決していって・・・・っていう風。
で、この数字が書かれたカード群。一桁から二桁後半の数字くらいまでありまして。しかも全カード違う。だから誰が先に行動するか100%決まります。
が、これにどれだけの意味があるのか、本当に大勢に影響を与えるのかは謎



なにはともあれ、発掘しまくって弾を十分に確保しておけばいい、みたいな感じ。連結とか新発表とかボーナス付いたりしますが、それはそれ。タイル一枚あればその分だけ点数は入るので、とにかく集めておこうという乱暴ぶり。
それを山盛りタイルの地形とか見ながら、
適合するのはこれか・・・・」「今はこういうのが必要だ・・・・」とか。
悩む、っていうかピースを探す感覚。
地形の文様も細かいというかややこしく、発掘者の行く手を阻みます。
まさに発掘。強烈に地味です。
手元のタイルとテント前の確保分、そして山盛りタイルの未発掘分を見比べつつ探る、とにかく探る。比較と検証の連続。でもそれが最重要だったりするゲーム性に愕然。
ひたすら慎重に発掘すればもちろん報われるわけですが、その境地に至るほどには私の人間がデキてなかったという罠


むー。


端的な言い方をすると、「ジグソーパズルを並行して5枚作成、それを早い者勝ちでピースを奪い合いながら・・・・」みたいなゲームでした。
パズルね。うん、パズル。いいですよね、パズル。トロイなロマンもありますしね。
でも「パズル」を楽しむなら、もっと違うゲームを取り出したい私です。地雷(中)



あ、駒とかね、テントを模したツイタテとかはね、
いいですよ、雰囲気あって。
ええ、雰囲気だけはね・・・・。
テント風ツイタテ点数表示な自駒

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[2006/04/21 15:07] 所感 | TB(0) | CM(2)

しっちゃかめっちゃかでもいいじゃない。 

 ”「ウィグアウト(Wig Out!)」” 


Gamewright発、「12minute games」シリーズの一作。
12分くらいで気軽に楽しめる」って趣旨のシリーズです。
頑張っても楽しめるのは12分くらいが限界」というわけではないです。たぶん。
激簡単、超勢いのリアルタイムカドゲ。
ワーってなります。ワーって。
こういうの好きです。オモシロ



外箱。



カツラ!


カツーラをつけた派手なマダームが強烈な箱絵
ちなみにタイトルは「ヅラ、とれや!」じゃなくて、
よさげな意味だと「ご機嫌だ!」「ハイな気分だ!」的。
ダメげな意味だと「狂ってる!」「パニック状態だ!」的。
どっちもアレだとか言わない方向
でもゲームは本当にそんな感じのノリだったり。


んでは、ルール説明!つか和訳。


12種類の人物が描かれたカード各5枚。
とにかくキャラ濃いです。ま、この濃さこそがアメゲーの醍醐味なわけですが(違う)
まずは参加人数によって異なる枚数、カードを配ります。これ手札。
残ったカードをテーブル中央に置いたら準備オケー。
「ゴー!」という掛け声とともにリアルなタイムでアクションすると。
別に掛け声は「ファーン!」でも「モッソフ!」でも「ウィグイン!」でも何でも可。
で、早抜けしたら勝ち。超簡単。



ラウンド終了の図がこんな風。



終了の図。


リアルなタイム中にできることは次の三つ。
手札に二枚以上同じカードがあったら、適当に場に公開。
場に公開されているカードと同じカードを持ってたら1枚からでも付けたし公開。
上記のどちらも出来なかったら、山札からカードをドンドン引く。



これだけ。もうこれだけ
でも一斉にやるとすごくモジャモジャしてワンヤワンヤします。スゴイです
そんな中、誰かがカードを出し切って一抜けしたら
その他の人々の手元に残ったカード枚数を「各人の失点」として計上。
これを5ラウンドくらい繰り返して最終決着をつけると。
でももはや失点など気にしても仕方がないというかなんというか
そうそう、これはそういうゲームではないのですよ。ええ



あと、5人プレイ時のみの話ですが、全員の手元になぜか同じ種類のカードだけが残って公開もできず何もできず全員バッドエンド、みたいな状況になることも
山札が切れて、見合わせたようにふと手が止まった瞬間。
明かされる手札。やっぱりー!という声、そして湧き起こる笑い。
ゲームとしてはアレなのかもですがオモシロいからいいです
気にせず即座に手札を場に捨て、次のラウンドを始めねばならんのですよ
そういうアバウトさが必要なゲーム


とにかくすぐ終わって、すぐ楽しい
ワタワタと場の勢いに翻弄されるオモシロがあります。
猛烈に遊んで、そろそろヤバイな、と思ったら即やめる。
それがきっと12分。
それが本作を楽しむ最大のコツではないかと


そんな感じ。



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[2006/04/20 01:13] 所感 | TB(0) | CM(0)

このロケットって、もしかしてミサイル? 

”「シュートザムーン(Shoot the MOON)」”


FunDex発のイイ感じトリックテイク。
何その会社?ってなるかもですが、あれですよ、例のアルフレッドフードファイトを送り出したとこです。
良い意味で大味で、最後まで気の抜けない仕上がり。オモシロ。



箱こんな風。


外箱


ゲームはというと。
トリックを通じて獲得できるチップを規定数集めた人が勝ち。
ま、俗にいう目標達成型のトリックテイクですが、目先がちょっと変わっててイケてます。
まず第一に、カードが配り切りではありません。スート4色各12枚もあるのに、1ラウンドは手札5枚。余りまくりの沈みまくり。
たった5枚なので配られる手札も時に端的。「うわ」っていう時も「おお」っていう時もあるでしょうが、どちらにせよ最善を尽くすしか!な流れが熱いですね。
ちなみに、基本的にはラウンド終了ごとに全カードをリシャッフルするんですが、「山札切れでリシャッフル」にしたほうがオモシロ。特殊カードが手札に混ざる可能性を均して、ギャンブルぶりやらリスキーな感じを強調したいのかもですが、それよりもここはテンポ重視。そこまで気にすることもないかと。つか、毎度のシャッフルは面倒ですし、若干のカウンティングも効くので、「山札切れキッカケ」がやっぱりオススメです。


話逸れました。


手札5枚で何を頑張るか。
トリックは切り札あり(固定色)のマストフォローで進行。
で、目標達成型というからには目標を達成するわけですが。
その目標とは「トリックを奇数分獲得する」。
言い換えると、総数5トリックのうち「1もしくは3もしくは全部を獲得する」ってことです。
可変目標とでもいいますか。
よくある目標達成ものは「○トリック取る」という目標は決して揺るがず。目標を一度上回っちゃったら達成の見込み無し、あとは他人の達成の邪魔する他ないなあ、死なばもろともな空気が漂うわけですよ。
が、本作ならば融通利きます。だもんでラウンド最後まで頑張れます。1トリック取って達成!→と思ったら2トリック目を取らされた→じゃあ3トリック目を狙うか、みたいな。可変目標ならではのフレキシブルな流れ。
ちなみに全トリックを取ると「シュートザムーン」ってんで、チップを通常の倍獲得できたりするという粋な計らいまで。
この融通利く感じがラウンドを最後まで投げさせないというか、ランダムな手札をしてゲーム足らしめているというか。それぞれの思惑が交錯しつつオモシロな展開、濃密な5トリック。



カードをばらり。


さらにラウンド中のやり取りに緊張感を持たせているのが、2種類の特殊カードの存在。
名を「ビッグムーン」「リトルムーン」カードと言いまして。
トリック必殺かつ、目標達成とは別に即座にチップをゲットできるビッグムーン。
特殊トリックが起こるやら、トリックを取った者からチップを吐き出させるやらのリトルムーン。
どちらも非常に強力&使い勝手がいいので是非に欲しいところなんですが、各2枚計4枚の行方は完全に運なんですよねえ、これが。豪運が問われるところですよ。


とまあ、大体こんな感じのトリックテイクなんですが。
前述した山札切れキッカケのリシャッフルさえ採用しておけば、とてつもなく軽くて早くてステキなカドゲが誕生します。
目標を修正しながらトリックを争うのは、あたかも月に向かってふらふらとロケットを飛ばしている体。上手い操縦が勝利のカギですなあ。


あ、そうそう。
あんまり関係ないかもですが、付属のチップもいい感じ。ロケットのマークが浮き彫りになってます。
ちょっとしたことですが素チップよりも断然いいですよね。ありがたし。


そんな感じ。
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[2006/04/13 22:30] 所感 | TB(0) | CM(0)